機械翻訳は使えるか? - vol.8
こんにちは、「伝わる翻訳」のyamadaです。
翻訳で失敗しないために
本日5月23日(火)、「翻訳で失敗しないため」シリーズ 第8回です。
機械翻訳って実際どうなんですか?という疑問をお持ちのあなたへ!
機械翻訳は使えるか?
自分で読むため(情報取得用)の資料の大まかな内容を手早く確認したい時には、無料
サイトやアプリによる機械翻訳が役に立つこともあります。でも実際使ってみると、機
械翻訳の訳文は意味不明で間違いも多いのが現状です。
一方、クライアントや一般読者が読むため(情報発信用)の文書を機械翻訳で作成する
ことは、クライアントの事前承諾がない限り原則的に許されません。相手に悪印象を与
え、大恥をかくのが関の山です。
では機械翻訳の出力をプロの翻訳者に渡して修正してもらうのはどうか?プロの翻訳者
がそんな仕事を請負うことはまずありません。最初から自分で翻訳するほうが、時間も
ストレスもずっと少なくてすむからです。
ポイント
特許など特定の分野と言語に特化した機械翻訳ソフトウェア―も開発されており、大量
の外国語文書の内容を大雑把に確認する作業(業界用語では翻訳と区別して「自スティ
ング」と呼びます)に利用されています。非常に高額の専門ソフトですが、それでも出
力結果をそのまま使うのは無理があり、専門家による後修正が必要です。
次回は、5月25日(木)「この翻訳、何に使うんですか? - vol.9」です。
お楽しみに~♪