専門文書は専門知識のある翻訳者へ - vol.14
こんにちは、「伝わる翻訳」のyamadaです。
翻訳で失敗しないために
本日6月13日(火)、「翻訳で失敗しないため」シリーズ 第14回です。
専門文書は専門知識のある翻訳者へ
本を1冊渡して、その内容を1枚にまとめよ、という課題を出せば、10人が10通りの答案
を書きます。明快で読みやすい文章もあれば、要領を得ない文章もあるでしょう。その
本が専門的であればあるほど、予備知識の差が明らかに文章に出るものです。その分野
をよく知っている人でないと的確な要約は書けません。翻訳についても、これとまった
く同じことが言えます。専門性が高い文書ほど、翻訳者にも専門知識が求められるので
す。
翻訳会社に発注する場合でも、翻訳会社のプロジェクトマネージャー任せにぜず、翻訳
を実際に担当する翻訳者本人ともできるだけ直接コミュニケーションを取るようにしま
しょう。また、翻訳者に発注元について知ってもらうことも大切です。
ポイント
翻訳者とのやり取りの中で、「この人、本当に分かっているののだろうか?」と疑問に
思うことがあれば、直ちに別の翻訳者を探すべきです。仕事を引き受けてからその分野
のにわか勉強を始める翻訳者とその分野に精通した翻訳者では、出来に差があるのが当
然です。
次回は、「最後の仕上げ」にひそむ落とし穴 - vol.15です。
お楽しみに〜
∽∽∽∽∽∽∽∽
〜多言語翻訳サービスで外国語による情報発信〜
言葉による壁を取り除き、国境を越えて一緒に感動を伝えませんか?!
山田翻訳事務所 代表 山田将史 Masafumi Yamada