「最後の仕上げ」にひそむ落とし穴 - vol.15
こんにちは、「伝わる翻訳」のyamadaです。
翻訳で失敗しないために
本日6月15日(木)、「翻訳で失敗しないため」シリーズ 第15回です。
「最後の仕上げ」にひそむ落とし穴
出版公開用の翻訳文書の場合、印刷前の校正刷りは、必ず翻訳者にもチェックさせてく
ださい。優秀なプロの翻訳者が原稿を作成していても、外国語のわからない版組み担当
者による見出し・キャプションの追加や用語差し替えなどの変更で、文書が台無しにな
ってしまうことがあるからです。
例えば
英国のある地方議会が、投資誘致のために日本語で地域紹介の小冊子を作りました。し
かし、完成した冊子では印刷業者のミスで1ページの日本語が裏返しに印刷されていま
した。翻訳者によるゲラ校正を怠ったために起きたミスで、結局日本からこの地域に対
する投資はありませんでした。
ポイント
必ず言語能力の高いネイティブスピーカーに、最終版に加えた変更を確認してもらうよ
うにしましょう。また、外国語文書の変更を電話で確定するのは避けましょう。聞き間
違いが起きる可能性が非常に高いためです。
次回は、「タイポグラフィの規則は世界共通? - vol.16」です。
お楽しみに〜
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山田翻訳事務所 代表 山田将史 Masafumi Yamada
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