適材適所、そして適切な翻訳予算 - vol.20
こんにちは、「伝わる翻訳」のyamadaです。
翻訳で失敗しないために
本日7月4日(火)、「翻訳で失敗しないため」シリーズ 第20回です。
みなさんの翻訳に対する必要な予算はどのくらいですか?
適材適書、そして適切な翻訳予算
まず、どんな翻訳が必要なのかをはっきりさせましょう。一般公開用?社内配布情報?
それとも主旨を知りたいだけ?用途によって必要な予算も変わってきます。
ひとつの目安になるのが、その翻訳を読む人の数です。新製品の全国広告キャンペーン
と、社内チームしか読まない連絡文書では、かけるべき予算は当然異なります。また、
誤訳・悪訳で企業イメージが傷ついたり法的問題に発展する可能性など、リスクの大き
さも考慮する必要があります。
上記を念頭に置いて、予算を再検討してみましょう。
「一般公開用翻訳」と一口に言っても多くの分野があります。
ソフトウェアマニュアル翻訳で完璧な仕事をしたチームが、会計報告書の翻訳にも最適
であるとは限りません。
ポイント
高級雑誌の広告や多額の設置費用がかかる公共標識など、小さな間違いが大損害につな
がる可能性がある場合には、料金が高くても品質を最優先にするのが合理的。一方、読
む人が限られた文書なら、比較的安価な翻訳で足りる場合もあります。
いかがだったでしょうか?
次回は、「翻訳発注の5W1H -vol21」です。
お楽しみに〜