原文の意味が伝わるだけでは駄目? - vol.5
こんにちは、「伝わる翻訳」のyamadaです。
翻訳で失敗しないために
本日5月11日(木)、「翻訳で失敗しないため」シリーズ 第5回です。
「伝わる翻訳」とは? 読み手(ユーザ)目線で、しっかりと情報を伝えるには?
前回は
翻訳料金において、付加価値サービスの分だけ料金も個人翻訳者より割高になります
が、社内での作業時間やコストが節約できます。
とお伝えしました。
【この翻訳、いくらかかりますか? - vol.4】 - 「伝わる翻訳」言葉のコンシェルジュ - 山田翻訳事務所
原文の意味が伝わるだけでは駄目?
マレーシアのフジエアー社が日本で発売したDVDプレーヤーの画面表示は、
「ダィスク無」、「オーポン」、「再生ジダン押しく続り」等、日本風の社名に不
釣り合いなお粗末さが話題になりました。
日本語のできない人は機械ほんやくソフトや辞書を使ってひねり出した珍訳は、笑いの
ネタにはなっても、会社のイメージには大打撃です。
このように明らかにひどい翻訳はもちろん論外ですが、一方、内容は正確であるもの
の、ぎこちなくて読みにくい翻訳もあります。原文にひきづられた直訳調の不自然な語
順や訳語を使っているからです。このような翻訳は、最低限の情報伝達には充分かもし
れません。しかし、単なる情報以上の訴求力が求められる、製品やサービスの宣伝
文には使えません。
ポイント
宣伝広告などでは、読み手を念頭において情報をさらに翻案し、新たに外国語版を
制作する必要があります。単に翻訳を発注した場合、情報伝達用の翻訳が納入される
のが普通です。誤解を防ぐため、発注の際にはどちらが必要なのかを書面で明確にして
おきましょう。
いかに読み手(ユーザー)目線で情報発信することで、会社イメージもアップ!!
次回は、5月16日(火)『「自分でやっちゃおうか」の落とし穴 - vol.6』です。
お楽しみに〜
〜多言語翻訳サービスで外国語による情報発信〜
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言葉による壁を取り除き、国境を越えて感動を伝えたい!!
Honyaku Japan - 山田翻訳事務所
代表 山田将史 Masafumi Yamada